15歳になった、アイザックスターンホールのパイプオルガンを紹介します


by miyazaki-organ
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半田付け

今日はパイプを延長する作業をするとのこと。
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なんだか珍しそうなので、邪魔を承知で密着させてもらいました。
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作業をしているのは今日からスタッフに参加している岡本さん。

先ずは、パイプを計っています…。







こちらが延長するパイプ。
第2鍵盤(ハウプトヴェルク Hauptwerk)のDoublette 2'という音色のパイプです。
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オルガンのパイプは、リコーダーと同じ原理で音を鳴らす“フルー管”とクラリネットのようにリードを使って発音させる“リード管”の2種類に分けられます。
ちなみにこのパイプは“フルー管”。

歌口部分のアップです。リコーダーに似てませんか?
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さて、金属のパイプは“半田合金”で出来ています。
半田って…?
そう、金属と金属をくっつけるときに使うあの“はんだ”ですね。
半田は錫と鉛の合金です。
オルガンのパイプの場合、錫の含有率は40~60%ぐらい。
つまりとっても柔らかくて高温に弱いということです。
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これがパイプに継ぎ足す延長部分。
もちろん同じ”半田”です。
柔らかいので比較的簡単に切ったり丸めたりできるようです。
岡本さん、パイプの径と同じになるように、何度も少しずつ少しずつ調整していました。

で、この半田どうしををどうやってくっつけるかというと…
やっぱり半田付けなんですね。
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半田で半田をつけるなんてとても難しそう!
使っている半田ゴテも特殊!

大きいでしょう。
須藤さん特製の200Wの半田ゴテです。
先の部分が平らになっているのがポイントだそうです。



岡本さん、延長部分を慎重に半田付けでパイプ状にしていきます。
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いよいよパイプと延長部分をくっつけます。
置いたままパイプが回転できる台の上に乗せて廻しながら半田付けをしていきます。
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できあがったパイプたち。
さすが!きれいにくっついてます。
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(M)
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by miyazaki-organ | 2009-01-14 18:59 | 作業内容